ばよのーと

発達障害グレー長男のゆっくりな日々。

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【5歳次男から】プロポーズは突然に

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ご訪問いただきありがとうございます!

いい歳して相変わらず夢見がちなばよです。

※ちなみに、今更ですがばよは私本人と似ていません…実物を描いてもつまらないから…(^^;

 

 

プロポーズは突然に

私がいつもどおりに食後のお皿を洗っていた時でした。ジロが私のところへひょっこりやって来て、小さな箱をパカッと開けて言いました。

 

「マーマ、けっこん してください♡」

 

「え…、あ…あり…がとう…」

 

ドキッとしました…震えました…涙が出そうになりました…。 

そして忘れかけていた思い出が、フラッシュバックのように蘇ってきたのです。

 

結婚を焦っていたアラサーばよ

今から10年ほど前、アラサーだった私は焦っていました…。何にそんなに焦っていたのか——結婚に!!

その頃すでに付き合って2年ほどたった彼氏(現・旦那)がいましたが、結婚のケの字も話題に出ていませんでした。

 

なぜそんなに焦っていたのか?
  • 30歳が目前に迫ってきたから一区切りとして
  • 母親が23歳で結婚していたから
  • はやく子どもがほしいな〜と思っていたから

 30歳という立ちはだかる大きな壁になすすべがなく、ただただ私は焦るしかありませんでした(私は自分に自信がないのです…)。

 

そして私の母が結婚したのは23歳のとき。

なんとなくそれを1つの目安としていました。

 

小学校の頃、授業参観での母は、他のお母さんたちと比べてわりと若い年代だったので、まんざらでもありませんでした。自分もそうなれたらいいなぁデヘヘ…とぼんやり考えていたわけです。

 

彼のお母さんに結婚の確認

結婚の話題にならない彼(現・旦那)と私たち。というか旦那が結婚についてどう思っているのかわかりませんでした。

「私はこう思ってるんだけどさ…」と言っても何も言いません。私は不安でした。

 

その翌年のお正月。久しぶりに着物を着て、祖母の家に新年の挨拶に行きました。

 

ひとしきりみんなでワイワイ過ごした後、その勢い(着物を着た勢い)で、彼に連絡をとって、私は一人、彼の家に行きました。

 

そこで彼のお母さんに新年の挨拶をすませた後、流れに任せて私は◯◯さんといずれ結婚したいと思っています。その相手が私でよろしいでしょうか?」と手をついて言いました。

 

お母さんは目に涙をためて喜んでくれ、私たちの結婚を許してくれました。

 

彼からのプロポーズはいつ? 

それからはもうトントン拍子に事が運びました。

 

式場選び、ドレス選び、結婚指輪選び、ムービー制作と言ったワクワクするようなものから、挙式でのナフキンの折り方、お返しの品選び、招待状の手配、ゲストたちの席順やら何やら細かいことまで…。

 

結婚式までは、お互いの仕事、結婚式の準備、式場の担当者との打ち合わせと、それは忙しい日々でした。

 

けれどもそんな多忙な毎日でも、私の心に引っかかるものがありました。

 

それは、「彼はいつ、私にプロポーズしてくれるんだろう?(ドキドキワクワク)ということでした。

 

月日は流れ、やがて彼の誕生日が来て、次に私の誕生日が来て——。それでもプロポーズはありません。結婚式が1ヶ月後に迫っていました。

 

そして、結婚式はとどこおりなく挙げる事ができました。幼い頃、夢に見た自分の結婚式でした。 

 

プロポーズは、ない

私はようやく気がつきました。彼からのプロポーズはないんだと。

そしてその機会を奪ってしまったのは他でもない、私自身なんだということを。

 

後から彼に聞いたら、付き合った記念日の日にプロポーズをするつもりでいたと言っていました。

 

ところが私が彼のお母さんへ結婚の挨拶を早々としてしまったため、あらたまって私へのプロポーズは必要ないと考えたのでしょう。

 

全てはあとの祭りでした。

 

忘れかけていた日々の中で

それから私たちには2人の男の子が生まれ、お互いに仕事に家事に育児にと、毎日がさらに慌ただしく過ぎ——、結婚してからまもなく10年が経とうとしていました。

 

気づけば私のプロポーズへの想いは、記憶の奥底にしまわれていました。

 

そんな中で、思いもよらないジロからのプロポーズ。

いろいろな想いが重なって、本当にうれしかった…。

 

ジロは母がどれほど喜んだか、わからないでしょう。大きくなったら聞かせてあげたいと思います。

 

それから、今後の本人たちのために女の子側の気持ちもしっかりレクチャーしたいと思います…フッフッフ(笑)。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!